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NME Japan 編集長 古川琢也が『フジロック’20』を語る。 / NME Japan 編集長がちょっと思っていること 放送後記 #02

2020.06.24

NME Japan 編集長 古川琢也が日々の編集業務をやっている中で、
「ちょっと思っていること」を このLIVE LOVERSポッドキャストで語っていく番組。
毎回、ひとつのテーマを様々な視点から解説、UKの最新音楽事情から世界の音楽シーンまで掘り下げていきます。まだ聞いてない方は下のポッドキャスト を聞いてから、放送後記を読みにきてくださいね。

パーソナリティ:NME Japan 編集長 古川琢也
アシスタント:慶応義塾大学3年生のアシスタント・スズちゃん

2回目のテーマは、残念ながら延期を発表した『フジロック’20』を特集しました。
初年度の97年は途中で嵐が来て2日目が中止になったことがあるものの、フジロックフェスティバル全体が1度も開催されないまま夏を終えるというのは初めてのこと。古川編集長曰く「今年の洋楽が始まらない感じ、フジロックの第1段ラインナップが発表されることでようやく洋楽がスタートする雰囲気がある」と。
そして今年のラインナップがどれだけ凄かったか、振り返っていきましょう。

テーム・インパラからストロークスへ繋ぐ”ロック・リレー”

まず2日目のヘッドライナーのストロークスは、
2001年にファーストアルバム「Is This It」でデビューします。ロックが全盛期の90年代、レディオヘッドがアルバム「OK Computer」でロックの金字塔を打ち立てます。
その後にロックなんてやってる場合じゃないと「KID A」というエレクトロニックのアルバムをリリース。そんなロックが1番追い詰められていた時代に「ロック、大丈夫っすから!」と完璧なアンサンブルを鳴らして、ロックンロールを復活させたのがストロークス。

そして1日目のヘッドライナーを務めるのがテーム・インパラ。
ストロークスがロックを21世紀に復活させましたが、その後なかなか画期的なスタイルのロックは生まれていなかった。その中で唯一と言ってもいいくらい、自分たちのギターサウンドでスタイルを確立していったのがテーム・インパラです。来日時はZeppクラスでの公演だったので、日本では何万人もの人を集めるバンドではないのにも関わらず、ヘッドライナーに選ばれたというのは「今のロックフェスティバルのヘッドライナー彼らなんだ」というフジロックからのメッセージなのでしょう。21世紀にロックンロールを復活させたストロークスから、今最もアイデンティティーを確立させたロックをやっているテーム・インパラに、リレー形式でヘッドライナーが配置されているのが感動的ですよね。

古川編集長がフジロックで見たいアーティストとは!?

ここからは古川編集長が注目するアーティストを厳選して紹介していきます。
全て知りたい方はポッドキャストをチェックしてくださいね!

ディスクロージャー
南ロンドン出身の兄ガイと弟ハワードの、ローレンス兄弟によって結成されたダンス・デュオ。
先進的なエレクトロニックミュージックで、全編自分たちでシンセサイザーの音源をドラムで鳴らす、パッドを使ったライブでギターもキーボードも自分たちで全て演奏します。
本来は打ち込みやサンプリングで曲を作っていますが、ライブになると肉体を持ってもう一回再生される、そのパフォーマンスの完成度といったらもう完璧。

メジャー・レイザー
2000年代後半の世界的ダンス・ムーヴメントにおける最重要プロデューサーの一翼として知られるアメリカ人DJ/プロデューサー/トラックメーカー=ディプロの率いるプロジェクト。売れてる曲がありまくるので、楽しめるライブになることは間違いない、開催されていたら「勝つことが決まっているライブ」になっていたはず。

FKAツイッグス
英国グロスタシャー出身でジャマイカとスペインにルーツを持つシンガー・ソングライターのFKAツイッグス。古川編集長曰く「僕のような人間が彼女の音楽を語って彼女の音楽を貶めたくない、それくらい本当に美しい人が美しい音楽をやっている、とにかく美がそこにある」
今年のNMEアウォーズにも出演しており、豪華スターがライブやスピーチでワイワイ盛り上がる中、FKA ツイッグスが出てきた時だけ沈黙、その美しさとパフォーマンスに圧倒されたそう。

ムラ・マサ
96 年生まれ、UK 出身のムラ・マサ。ディスク・ロージャーと似ていて、いざライブになると1人で全部の楽器を演奏するパフォーマンスを魅せる。今年リリースしたセカンドアルバム「R.Y.C.」は、NMEが2020年で初めて満点の五つ星をつけたそう。セカンドアルバムでサウンドをがらりと変えたのにもかかわらず、変わらぬ人気を誇っているのが凄い。

クレイロ
1998年アメリカ生まれのシンガー・ソングライターで、ムラ・マサのセカンドアルバムにも参加している。ネクスト・ビリー・アイリッシュと密かに呼んでいる古川編集長。
オーセンティックのインディーサウンドにもかかわらず、現代性を持っていて、ファーストアルバム「Immunity」は、去年リリースされたアルバムの中でも指折りのアルバム。

セレステ
1994年生まれの英・シンガー・ソングライター。
英国最大級の音楽賞のブリット・アワードでは、2020年最も期待される新人に選ばれた。
まだデビューアルバム出ていないような状況だが、もうすでにシングルの段階で高い評価を得ている。イギリスでは今1番ブレイクが待ち望まれているアーティストと言っても過言ではない。

そして番組本編ではまだまだ注目アーティストについて語っているので、
是非、聞いてみてください。次回の配信もお楽しみに!

 

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(text 番組D 佐藤岳大)

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