『フジロック』3日間で“延べ”35,449人が来場、現時点で会期中の会場においては陽性者は確認されず
2021.08.25
新潟県湯沢町苗場スキー場にて8月20日(金)、21日(土)、22日(日)に開催された『FUJI ROCK FESTIVAL’21』(以下、フジロック)が終了した。
新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで開催された今年のフジロックについては賛否が起こっているが、来場者の事前の抗原検査をはじめ、来場者数の制限、会場内でのソーシャルディスタンスなどの感染防止対策が講じられて開催に至った。
そして本日8月24日、主催者から【フジロック’21 終了のご報告】と、3日間で“延べ”35,449人(内訳:8月20日(金) 12,636人 / 8月21日(土) 13,513人 / 8月22日(日) 9,300人)の来場者があったことが報告された。
主催者からのコメント全文は以下の通り。
【フジロック’21 終了のご報告】
フジロック’21が開催できたことに対し、開催地域のみなさま、出演者、スタッフ、を買ってくださったお客様、関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。
開催地域の皆様へは、感染が拡大する中で多大なご心配をおかけしながらも見守っていただいたことに感謝いたします。
出演を決断し素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたアーティストの皆様に感謝いたします。
また、出演を辞退されたアーティスト、出演をキャンセルせざるを得なかったアーティストの皆様へは、様々な心の葛藤の中でご判断いただいたことに感謝いたします。
スタッフの皆さんへは、様々な困難に直面しながらも目の前の問題に取り組み解決方法を模索し見出してくれたことに感謝いたします。
そして、この状況下での開催において、感染防止対策ガイドラインを守り、多くの新たな制約や制限にご協力いただいた来場者の皆様、また、感染状況を鑑みて来場辞退を選択された皆様に感謝いたします。
昨年6月のフジロック’20の延期発表以来、感染症対策と開催との両立を図るため、開催地域の住民の皆様とフジロックに携わる全ての方の安全を守り開催できるか、フジロックとしても日々変化する感染状況と向き合い、開催に対する賛否両論の声も真摯に受け止め、講じるべき対策を組み立ててきました。
開催が近づくにつれ、予想以上に感染が拡大する状況を受けて、全ての方々に検査を強いる結果となりましたことは、大変申し訳なく、またご協力いただけましたことに感謝いたします。
現在のところ、会期中の会場においては、ひとりの陽性者も確認されていないことを、まずはご報告させていただきます。
今後も、時間経過と共に情報収集に努め、その結果をあらためて皆様へご報告し、未来のフェスティバルにおける感染防止対策の改善につなげてまいります。
参加された皆様も、今いる場所で引き続き緊張感を持って自主的な健康管理を、
何卒よろしくお願いいたします。
Keep On Fuji Rockin’
フジロック・フェスティバル事務局/日高正博