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<ライブレポート>NAOTO、デビュー15周年にして自身初の無観客配信生ライブを開催。

2020.06.18

今年、デビュー15周年を迎えたヴァイオリニストNAOTOが、6月14日(日)、東京・渋谷の渋谷ストリームホールを会場に、自身初の無観客配信生ライブを開催した。新型コロナウィルスの影響で、4月に予定されていた15周年記念ライブが延期となるなか、久々のバンドメンバーとのステージにひと際喜びを噛みしめたNAOTOの熱演が、臨場感溢れる音と映像で届けられる。

クラシックからポップス、ロックまで、ジャンルレスなヴァイオリン表現で、ポルノグラフィティのライブサポートや、ロックヴォーカリストと弦楽四重奏によるコラボライブ“ROCKIN’ QUARTET”の開催、NHK「スタジオパークからこんにちは」 テーマ曲「HIRUKAZE」の作曲など、幅広いフィールドで活躍するヴァイオリニストNAOTOが、初の試みとなる生配信ライブを行なった。無観客という、オーディエンスとのシナジーのない難しい条件のなか、新たなエンタテインメントの可能性に期待が高まる。

ヴァイオリンの凛とした旋律が、沈黙のなかにひと筋の光を描く。キーボードとチェロが加わり「Stay With Me」の荘厳なナンバーが静かにオープニングを飾った。続く「for you…」 は、この時代への鎮魂歌のようにも聞こえる。NAOTOの最新アルバムのタイトル曲「Polyvalent」は、彼のバンド演奏の真骨頂。力強いサウンドが会場を包み込んだ。


この日は、今年4月、東京と大阪で開催予定だった15周年記念ライブのメンバー、松本圭司(key)、二家本亮介(b)、伊藤ハルトシ(g/vc)、齋藤たかし(ds)とのステージ。大人の色気を存分に漂わせ、息の合ったインタープレイが随所にキラリと輝きを放つ。新旧の代表曲が、次々と彩り鮮やかにプレイされ、ライブ配信中には、視聴者もリアルタイムでチャット応援。「客席の最前列で観ているよう」との感想も寄せられ、終始熱い声援が送られた。

本編最後の「HIRUKAZE」、アンコール曲、「Sanctuary」、「Si-So♪Dance」まで、全15曲、90分を超える白熱のステージは、間近でプレイを観ているような臨場感。この迫力の音と映像の配信生ライブは、生配信後もチケット購入可能で、6月21日(日)までスマートフォン、タブレット、パソコンでアーカイブ視聴が楽しめる。また、6月19日(金)にはNAOTOのオフィシャルYouTubeチャンネルでアーカイブ視聴をより楽しめる企画も「ナオトインタクヤのYouTube Live~NAOTOさんの配信ライブを一緒に観る会~」も実施される。詳しくはNAOTOのオフィシャルサイトにて。

配信ダイジェスト映像も公開中

取材・文=西片薫
写真=東島あい

NAOTO 15th Anniversary Live -The New Stream-

出演:NAOTO(Vn)、松本圭司(Key)、伊藤ハルトシ(Gt/Vc)、二家本亮介(Bs)、齋藤たかし(Ds)

受付URL:https://eplus.jp/naoto_st//

【視聴期間】
2020年6月21日(日) 23:59まで視聴可能

【チケット】

販売URL:https://eplus.jp/naoto_st/
販売期間: 2020年6月21日(日) 22:00まで
配信に関するお問い合わせ:Streaming+(イープラス) https://eplus.jp/streamingplus-userguide/

NAOTOオフィシャルサイト
https://naoto-poper.com/

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